とりあえず学校という形態はあるようです(士官学校とか)
問題は庶民の教育ですが…結論から言うと、よくわかりません。が、一番自然なのは「学校は都市部にのみ存在し、農村等ではローレライ教団の教会で寺子屋よろしく読み書きソロバンをやっている」といった感じでしょうか。
研究者が一部の都市(ベルケンドとか)に集中していることから、一般の人々は中・高等教育からは縁遠い暮らしをしていそうな印象を受けます。
が、だからといって庶民は全くの無学文盲なのかといえばそうでもなさそう。庶民の教育を主導するのは大抵国や貴族、宗教関係者といった独占的知識層ですから、アビス世界の場合もそんな感じで国とか教団がやってるのかなァ、とか。
そういう訳で、ケテルブルクにも何らかの形で初等教育機関はある、と仮定します。しかしジェイドは8歳で譜眼の理論を開発したということですから、学齢期には既に初等教育は必要ない筈。
ここでネビリム先生登場。どういう訳でかは不明ですが神託の盾騎士団を退役したネビリム女史はケテルブルク(故郷?)で私塾を開きます。おそらく自宅。邸がどうこうと本編で言ってたので、そこそこ大きな家に住んでらしたと思われます。
しかしあくまで学校ではなく私塾ですから、生徒数はさほど多くはない筈です。あの幼馴染4人組だけとは考えにくいですが、それなりに裕福な家の子供が通っていたと思われるので、多くとも10人弱。
ジェイドにしてもサフィールにしても、働き口を探してとかでなく、研究のために子供に海を渡らせるなんてかなり裕福な家庭でもないとできないでしょうから、
そこそこ裕福な家の出身なのかなと思ってます。
……ついでにいうと、いくら何でもフツーに素性もわからない下層庶民がいるような所に王子殿下が抜け出して行けるとは思えません。いくらごまかしたって目立ちすぎる。
そんでもって教養豊かな師を得たジェイドは、また研究に没頭することに決めたんじゃないでしょうか。そこで思いもよらない出会いがあるだなんて知る由もなく。
(ちょっと加筆…後日出版された雪国小説にて公式設定がだいぶ分かってきましたが、このレビューを書いた時点ではまだ山野は当該書籍を入手しておりませんでしたので、かなり適当なこと言ってますねェ笑!)
で、まじめな話はここまでにして、ネタいきまーす!
ネビリム先生の自宅でやってるんだから、勉強が終わったらお茶の時間とかあるといい。ジェイド以外は大はしゃぎ。ジェイドはあれです。ネフリーがご機嫌なのは微笑ましくてもピオ&サフィがうるさいので若干引き気味。お菓子に夢中の3人を冷めた目で眺めつつも、平然とした顔で自分のティーカップにはざらざら砂糖入れてるといいです。三十路に首まで浸かったってクリームパフェとか作ってるぐらいですもの!
奴は間違いなく甘党だ。
お菓子は先生作のもあれば子供達が持ち寄ったものもあったりしたんじゃないかなァ。ここで謎なのがしぇんしぇいの料理のウデ。いやまさかあんまり××××な代物が出てくることはないだろうと思いたいところなんですが、超いい笑顔でボコボコ泡立った形跡のあるマドレーヌなんて出してきちゃったらどうしよう。あと緑色のプリンとか。何入れたの先生…?!!