萌十夜 第三夜;マリヴァン
聞いただけで誰と誰を指すかお解りになった勇者はいらっしゃるのでしょうか。マリィベル×ヴァンです。捏造しないと成立しないともっぱらの噂。
でもいいと思うんだよこの2人…!!
まずはマリィベル様の捏造から。彼女は16年前のホド崩落時(正確にはガルディオス家襲撃時)に死亡しているので当然ながら彼女の人となりを知る手がかりはそれ以前にあると思われます。
が、ここでいきなり巨大な壁。手がかりって、ホド戦争時のことってあんまりゲーム本編に出てきてないよ!そのうちのマリィベルの行動となるとほとんどないも同然なのですが、ここで引っ張り出したいのがマリィレプリカ。
本質的には被験者とレプリカは別人ですが、基本的な能力や性格特性は似通ったものがあるようです。
あるんです。そういうことにして下さい(笑)
そうすると手がかりがちょこっと増えます。
@マリィベル(被験者)本人の行動。
Aマリィレプリカの行動。
@マリィベル本人の行動について
本人の行動として真っ先に思い浮かぶのが「弟を庇って死亡」という激烈な最期。でも山野はちょっとばかり違和感を覚えたのです。
たとえ嫡男はガイラルディアであろうとも、マリィベルとてガルディオス家のご令嬢。敵軍が攻め込んできたらとりあえず逃げるか隠れるか。そういう方向でまず従者が主君の安全確保のために動く筈です。おそらく逃げ道は確保できなかったのでしょう。ガイは暖炉の中に隠されました。ではマリィベルが隠れなかった理由は?
暖炉は狭くて入れなかった←他にいくらでも隠れる場所はありそうです。しかも彼女は隠れようともしていません。
外の様子を確認するため←使用人がそれを許すでしょうか?
囮になるつもりだった←それなら彼女は戻ってこない筈。
可能性を潰していくと、使用人たちはマリィベルにも隠れるよう言ったけれど本人が聞き入れなかったと考えるのが妥当でしょう。彼女の当時の年齢を山野は知りませんが少なくとも10代後半。館が陥落するのは止められないとしても、なんとか退路を確保しようとしたんだろう、なァ。その場に家長はいなかったようですから、自分が仕切らなきゃ!なんて思ったのかもしれません。
∴大人しいお姫様だったとは到底考えられない。
Aマリィレプリカの行動について
どういう要因によってか知性が高かったマリィレプリカ。他の大勢のレプリカたちは知性がさほど発達していない段階だったとはいえ、1万に近い数のレプリカを統率した彼女の能力の高さは驚くべきものがあります。成長の機会が与えられたとしても、全てのレプリカがこうはならないでしょう。
マリィレプリカも特別な教育機会を得ていた訳ではなさそうですから、被験者に備わっていた能力が影響したのだろうと思われます。
∴つまり、マリィベル本人にも高い統率能力なりカリスマ性の素質が備わっていた可能性が高い。
以上2点の検証より、マリィベルという人物はかなり有能かつ激しい人だったのではなかろうかと山野は思いました。「様」なしでは呼べない。さてやっと本題に入れます(前置き長いよ)
ヴァンの初恋はマリィベル様だといいな!いくつくらい年上になるだろう。5〜6歳?
ちっちゃなガイと遊びつつ、お茶の時間にマリィが呼びにくるのを超楽しみにしてるヴァン少年とかどうですか?(聞かれても)
小さな騎士よろしく武術の修行に励むヴァン。しかしマリィはというと年上の貴公子に夢中で結局振り回されるハメに…とか。
もともとヴァンは人を振り回す側でなくて振り回される側の人間だったと思うのです。というかマリィ様を振り回せる人なんていたのかという問題(笑)レプリカルークのわがままに付き合ってやっていたのも、野望実現のために臥薪嘗胆していただけではないでしょう閣下!世界がどうのとか本気で考えるようなタイプが苦労人でない筈がない。だから山野的にヴァンマリはありえない。あるとしてもマリヴァンが前提、だ!
それだけに彼がマリィベルの最期を知った時のショックはいかばかりだったろうかと思うと(萌え過ぎて)夜も眠れなくなります(さいてい)
ガルディオス伯より誰より、直接見たわけでもないマリィの最期の顔を何度も悪夢の中で見てるといいな!
その後弟の仇を討つために命をかけて訪れたリグレットにマリィの面影を見たかどうかは別としても、萌えるなァと思ったわけであります。
いや、山野の脳内ではマリヴァンを前提としたリグヴァンリグ妄想がすごい勢いで駆け巡ってはおりますが!
どなたかマリヴァンを書いて私に下さい(ザ☆他力本願)
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