墨執事とは




 墨執事=タナカさん元・黒執事
 という捏造妄想です。実はタナカさんはセバスより高位の悪魔で、ひょんなきっかけでヴィンセントと契約して表向き執事として仕えることになったという、たいへん頭のかわいそうな妄想です。
 で、ある事件をきっかけに家令へと昇格してしばらくした後に例の「2年前の惨劇」があるわけですが、その後ストーリーが二手に分かれます。

A.原作寄りルート
 ヴィンセントは死亡し、その後セバスと契約したシエルがファントムハイヴ家当主の座に収まります。タナカはヴィンセントとの契約により「ファントムハイヴ家の行く末を見届ける」ことになっているので、引き続き家令として邸に残り、年若い悪魔=セバスの動きを観察するのを日々の娯楽として過ごしています。時折セバスと悪魔同士の睨み合いというか腹の探り合いなんかをしたりもしますが、それ以外で原作の流れに介入することはほぼありません。

B.ヴィンセントラスボスルート
 2年前の惨劇の黒幕はアニメ設定準拠で女王陛下なんですが、手を下したのは女王側ではなくヴィンセントの部下。というのも、ヴィンセントは事前に女王がファントムハイヴ家を潰そうとしていることを察知して、自分の方からあんな惨劇を起こして女王に自分は死んだと思わせドイツへ逃亡。ディーデリヒのもとへ転がりこみます。何故そんな事をしたのか。女王陛下に対する嫌がらせです。ヴィンセント腹黒説推奨。
で、ディーデリヒはヴィンセントに頼まれて、もとい情にほだされて(笑)ヴィンセントを匿うことになり、タナカも同行。ヴィンセントはディーデリヒをからかって遊びながら虎視眈々と女王に対する嫌がらせの策を練っています。
「癖の悪い番犬は飼い主にだって噛み付くよ?」
とかなんとか言ったりして。
 もちろんシエルはこんな裏事情を知る由もなく。ヴィンセントは後に息子があの惨劇を生き延びてファントムハイヴを継いだことを知って驚きますが、それと同時に面白くなってきたと危険で楽しいゲームの予感にニヤリ。
 で、シエルが真実を突き止めて自分の所へ来るのを楽しみに待ちつつも、自分は自分の目的を果たすために水面下で動いてるとか。この場合の目的というのは無論女王に対する嫌がらせです。もちろん色々な事件に遭遇するたびにタナカさん大活躍。2年前の惨劇の黒幕を探っているシエルはいずれヴィンセントに辿り着きますので、その時にはセバスVSタナカさんのバトルに発展する……かも。
 ディーデリヒには悪趣味だと舌打ちされながらも、ヴィンセントは実はクラウスともまだつるんでてシエルの情報をゲットしててもいいかなと思います。悪の貴族の名は伊達じゃないと思うのですよ。
 …ついでにレイチェルも実はヴィンセントと一緒に逃亡しててなりゆきをニヤニヤ眺めててもいいんですが、私の脳内黒レイチェルだと確実に切り裂きジャック編に乱入してマダム・レッドを助ける方向にいっちゃうからそこまではさすがにどうかと思い自粛することにします。


新たな設定ができたら加筆していきます。